犬の散歩が「犬とウォーキング」になってないか?問題
- いぬの美容院 きらら
- 7月2日
- 読了時間: 4分

散歩は犬のための時間。それとも人間のための時間?
「犬が引っ張るので、横について歩けるようになりたいです。」
このお悩みはとても多い。 中には「おやつを使って気を引く」「リードを短く持つ」
とにかく飼い主さんがあれこれと忙しく、引っ張りたい犬を変えるというよりは
引っ張っている現象を物理でどうにかしようとしている事が多い。 もちろん、安全のために飼い主さんが犬をコントロールしなければならない場面はあります。だから、ノーリードで散歩するわけにはいかないし、もうノーリードと同じってくらいにびょーんと長ーいリードで何メートルも先を歩かせるわけにはいかないんですけど。
散歩には行ってあげたいし、愛情から一生懸命になっている苦肉の策だとは思うんですけど。
そもそも散歩ってなんなのか
もしあなたが散歩に出かけた時
「この道、気になるな。」「新しいお店ができてる。」
「イベントをやってるみたいだから行ってみよう。」
そんなふうに、その日の気分で寄り道をすることがあります。
反対に、
「寄り道禁止」 「決められたルート以外は行ってはいけません」 「時間厳守」
それは散歩というより行進かも?
または「瘦せたい」から沢山走る・歩く。
立ち止まらないぞ、有酸素運動!
それは、ランニングやウォーキングです。
犬の散歩では、意図せず同じ事が起こっている場合がある。
軍隊やダイエットよりは緩いルールではある為に気が付きにくいけれども。
「ランニング」「ウォーキング」レベルのルールが採用されている
事が多い気がする。 同じルート。人間が決めた方向だけ。 犬が行きたい方向へ行こうとすると、「ダメ」「こっち」「横について」という
時も多いが、例外で許される事もある。
時々予期せぬイベントがある時(飼い主の知り合いに出会う、人間のイベントがやっている)などでは、そこに付き合う場合もある。
犬が付き添っている状態が続くと
「行きたい方向へは行けない」 →「少し頑張っていきたい方へ行く」 →「引っ張たら行けた」
→「引っ張らないと行きたい方へは行けない」
そう学習してしまう犬がいても不思議ではありません。
引っ張り合いの散歩の爆誕です。
犬の散歩は、犬が情報を集める時間 ・犬の為のもの
匂いを嗅ぐ。立ち止まる。気になるものを見つける。少し戻ってみる。
こうした行動は、犬にとっては遊びであり、学びであり、生活そのものです。
人間にとっての「景色を眺める」「気になるお店を覗いてみる」と同じような役割です。
もちろん、好きなだけどこへでも行かせるという事は出来ない。
危険な場所へ向かう時は止める。拾い食いを防ぐ。周囲の人や犬への配慮をする。
これは飼い主さんの大切な役目です。
安全を守ることと、犬の意思を取り上げることは別の話です。
また、飼い主さんも自分の生活があり、全てが犬優先には出来ない時もあるでしょう。
でも散歩は、人間のウォーキングではありません。
犬のための散歩です。
誰にも迷惑が掛からない、安全である、犬が望んでいるのなら、
こちらからは「何の意味があるのかという寄り道」に付き合ってみる。
なんなら興味持って「一体なにがそんなに気になるのか?」観察してみる。
反応があるから楽しい
犬の「今日はこうしたい」という気持ちを少し取り入れてみるだけでも、
散歩はもっと豊かな時間になります。
犬は感情豊かな生き物です。 楽しいこと、気になること、面白いことには、ちゃんと反応します。
そんな反応を見ていると、こちらまで楽しくなってくるものです。 犬の為の散歩を意識すると、その子の好みを発見できる事も増えてきます。 日常の遊びにも活かせるせる事が出来るかもしれません。
散歩の主役は犬
犬は人間の散歩に付き合ってくれます
人間も犬の散歩に付き合ってみよう。
すると、犬はとても喜ぶ。
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